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FiiO FH9 Titanium レビュー・音質情報

イヤホン

FiiO FH9 Titanium 約8.6万円のカナル型イヤホン

エミライは、同社取り扱いブランドのFiiOより、カナル型イヤホン「FH9 Titanium」を2022年3月18日に発売しました。オープン価格で税込の実売価格は85,800円前後。

Knowles製BAドライバーを採用した、6BA/1DDハイブリッド・ドライバー構成

Knowles製BAドライバーを採用した、6BA/1DDハイブリッド・ドライバー構成で、ハイブリッド構成を採用しているFHシリーズの最上位モデル。

6基のBAドライバーの内、高域には「SWFK-31736」を2基採用。非常に優れた分解能を持ちながら硬質にならず、自然で透明感の高いサウンドを提供するとしています。

中域には、Knowles社製「DFK-62035」をベースに独自のチューニングを施したFiiOとKnowlesの共同開発によるカスタムBAドライバーを4基採用。クリアでエネルギー感に富んだ中高域を実現したとしています。

低域用には、自社開発の第2世代ダイヤモンドライクカーボン(DLC)振動板を用いた、13.6mm径ダイナミックドライバーを搭載。第1世代と比較して磁気回路構造を大幅に刷新し、大口径の振動板を駆動させるため磁束密度を20%向上させたとしています。

特許技術「S.TURBOテクノロジー」を搭載。綿密に計算されたタービン形状の音導管によって高域成分を適切にフィルタリングすることで、3つに帯域分割されている周波数域間でのスムーズなクロスオーバーが可能となり、優れた周波数特性を実現し、とくに低域ドライバーのパフォーマンスを引き出すことができるとしています。

ハウジング内や音導管で発生する不要な共振を効果的に除去するノッチ・フィルター(特定の帯域だけを効果的に減衰するフィルター)機能を持たせたキャビティ(空洞)を搭載。複数ドライバーを配置する際発生しがちな相互干渉による不要な共振を効果的に排除し、透明感あるサウンドを実現するとしています。

セミオープン型で交換可能な3種類のサウンドフィルターを付属

ハウジングには、純チタンのブロックを5軸CNC加工により精密に研削したものを採用。つなぎ目のないモノブロック構造とすることで高い剛性を持ち、不要共振を大幅に抑制するとしています。表面には艶消し加工を施しています。ハウジング構造はセミオープン型。

交換可能な3種類のサウンドフィルターを付属。それぞれダンピングとフィルター密度が異なっていることで音質の変化を楽しめます。

周波数特性は10Hz – 40kHz、インピーダンスは18Ω(@1kHz)、感度は108dB/mW(@1kHz)、最大入力は100mW。ハイレゾ認証も取得しています。

ケーブルには、高純度単結晶純銀素材による長さ約120cmのMMCXケーブルを付属。プレーヤー側端子は2.5mmバランス/3.5mmアンバランス/4.4mmバランスの交換可能なヘッドホンプラグを付属。

付属品として、低音重視型、バランス重視型、ボーカル重視型のシリコン製イヤーチップとSpinFitイヤーチップをそれぞれ3組(S/M/L)、フォーム/フランジイヤーチップを2組(Mサイズ)同梱。

FiiO FH9 Titanium レビューサイト情報

FiiO FH9の海外レビューまとめ - audio-sound @ hatena
FiiOの新作フラッグシップIEM「FiiO FH9」の海外レビューをまとめて紹介します。
FH9 Titanium 【FIO-IEM-FH9-T】 専門店スタッフレビュー / e☆イヤホン
イヤホン・ヘッドホンの専門店e☆イヤホンのスタッフによる製品レビュー

FiiO FH9 Titanium レビュー(ツイッターから)

FiiO FH9 Titanium 各種レビューから読み取れる音質傾向など

近作のFA7s(6BA)やFD7(1DD)といった、5万円台から8万円台のクラスに非常に音質評価の高いイヤホンを最近送り込んでいるFiiO。今度は、ハイブリッド型でも業界を沸かせる高音質機を送り込もうということでしょう。

本機への注目は高く、さっそく、購入者や試聴者がいろいろといるようです。その音質は、FD7やFA7sがワイドレンジは当然としても、比較的フラットで色付けの少ない志向であったのとは異なり、
高域、低域の存在感がそれぞれ強めなメリハリのある音質傾向のようです。

これは一般ユーザーの声だけでなく、有力販売店のe☆イヤホンのツイッターでも「音質は派手なタイプで、低音や高音がハッキリと分離」と解説していることからも明らかです。

FD7やFA7sとは異なる傾向であるので、それらを持っているユーザーでも買い足す魅力があると言えるのでしょうか。

FiiOの高級イヤホンをどれか一本となると、個人の好みや良く聴く音楽ジャンルとの兼ね合いで慎重に選ぶ必要があるように思われます。

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