Noble Audio Fokus Mystique 音質重視型完全ワイヤレスイヤホン 約5.8万円
エミライは、Noble Audioブランドの完全ワイヤレスイヤホン「FoKus Mystique」を2023年2月3日より発売。オープン価格で、税込みの実売価格は58,300円前後。
“音質ファースト”設計を謳う高品位な完全ワイヤレスイヤホン。音質重視型の完全ワイヤレスイヤホン「FoKus PRO」の後継機種。
前作同様にジョン・モールトン氏が音質チューニングを行なっています。ユニットは、Knowles製BA×2と、8.2mm径ダイナミックドライバーを組み合わせたハイブリッド構成。
フェイスプレートを深みのある「Galaxy」デザインに変更。壮麗な宇宙をモチーフにしたという美しいデザインです。筐体ごとに紋様は微妙に異なるのも凝っています。
Qualcomm「QCC3040」チップを採用。Bluetoothのコーデックは、SBC、AAC、aptX、aptX Adaptive(最大48kHz/24bit)に対応。
専用アプリを使い、音楽の再生・停止などのタップ操作のカスタマイズ、様々な音楽ジャンルに合わせたプリセットEQの変更が可能。聴力測定機能によってユーザー個々の聴力や好みに合わせた音質パーソナライズも可能。
連続再生時間は、イヤホン本体で約7.5時間。充電時間は、イヤホン本体および充電ケースともに約1.5時間。充電ケースで、3~4回の本体充電が行なえます。
付属品は、充電ケース、2種類のイヤーピース(ノーマルS/M/L、ダブルフランジXS/S/M)、ポーチ、充電用USBケーブルなど。
Noble Audio Fokus Mystique レビューサイト
Noble Audio Fokus Mystique 各種レビューなどから読み取れる傾向
Noble Audio Fokus Mystiqueの各種レビューからは以下の傾向が読み取れます。
音質:Fokus Mystiqueの音質にはおおむね高い評価が寄せられています。特に、中高音域の解像度が高く、クリアな音像を再現することができると評価されています。また、低音域も十分な存在感があるとの意見も見られます。
これらは従来までのNoble Audioの完全ワイヤレスイヤホンも同様の評価傾向ですが、本機ではそれらよりもさらに上回る絶対的な実力もうかがえます。その背景として、Noble Audioが有線イヤホンで積み上げてきた音質ノウハウとジョン・モールトン氏による音質チューニングの賜物でしょう。
デザイン:Fokus Mystiqueは、美しいデザインが特徴的であるとされています。ヘッドホンの外観には職人の手作り感が感じられ、高級感もあります。また、高音質志向のモデルは大きく重くなりがちですが、本機は軽量で着け心地が良いという評価もあります。
Bluetooth性能:Bluetooth接続については、安定しており、音質も良好であるとの評価が多く見られます。また、aptX Adaptiveコーデックに対応しているため、対応デバイスでは高音質の再生が可能であるとされています。
価格:Fokus Mystiqueは、比較的高価な完全ワイヤレスイヤホンであるため、価格に関する評価も見られます。一部のレビュー記事では、価格がやや高いという意見がありましたが、音質やデザインなどの面で十分な価値があるという意見も少なくありません。
以上のように、Noble Audio Fokus Mystiqueは高音質や美しいデザインなど、多くの点で高い評価を受けていることがわかります。>ただし、価格がやや高いという意見もあります。それでも高音質志向の完全ワイヤレスイヤホンとして、なかなか他には得難いほどの音質クオリティーと実用性を兼ね備えているようで、予算は高くても高音質な完全ワイヤレスイヤホンが欲しい向きには2023年現在、有力な選択肢になりそうです。
高級有線イヤホンメーカーが完全ワイヤレスイヤホンを出しても、どこかのメーカーのOEMか、他メーカーの協力の部分が大きいこともあり、思ったほどの音質や機能性が発揮できていない場合もありますが、Noble Audioの場合はそのあたりの問題のクリアの仕方がうまくいっているようです(2023年3月にはCampfire Audioが満を持して発売したはずの同社製完全ワイヤレスイヤホン第1号機がaptX Adaptiveコーデック受信が不可能だったため無念の自主回収となっています)。
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