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SENNHEISER IE 900 試聴感想・レビューを紹介

SENNHEISER IE 900 試聴感想・レビューがネット上に続々

ゼンハイザーのフラッグシップイヤホン「IE 900」は6月1日に発売されますが、5月中旬から各イヤホン・ヘッドホン専門店を中心に試聴機の展示が始まっています。

非常に注目度の高いモデルだけあって、試聴感想がツイッターにたくさん上がってきています。

音質の傾向としては非常に好バランスのもよう

その音質に関してはおおむね好意的なものが多く、音質の傾向としては非常にバランスのよい完成度の高いイヤホンのようで、さすがにゼンハイザーといったところのようです。

もう少し細かく見ると、基本的にモニター調ながら、リスニングにも適する適度な艶もあるようです。帯域バランスはフラット傾向を基調としながらも、中高音がやや張り出して聴こえるという人もいます。一方で超高音あたりは抑え気味という面もあるようです。

音の情報量、空間性などもハイレベルなようですが、これもバランスの良さの上に成り立っており、ダイナミック型とは異なるドライバーを使った他社高級機では項目ごとにIE 900を上回るものもあるようですが、全体のバランスのよさをIE 900は備えているということでしょう。

既存機との比較では他社の名前も

既存機との比較では下位となるIE 800 SIE 800よりは上回っているという意見が大勢。比較できるイヤホンとしてテクニクスのEAH-TZ700を挙げている人が意外と多いのが目につきます。しかも、IE 900がEAH-TZ700の上位互換的な意味で。これはIE 900の音質傾向を探るうえで重要なポイントかもしれません。
 

鳴らしにくいという感想も共通しており、ヘッドホンアンプの充実した環境は必須のようです。

展示開始直後の感想であることも考慮したほうが良さそう?

気をつけたいのは、これらの感想は機体の鳴らしこみのなされていない、展示開始直後の感想であること。ダイナミック型イヤホンは使用しているうちに音がこなれてくるとも言われているので、もう少し展示機の音がこなれるであろう5月下旬?以降くらいの試聴感想とも比べる必要はあるかもしれません。特に高音が目立つという意見が変わる可能性がありそうです。

SENNHEISER IE 900 試聴感想・レビュー 展示開始直後のタイミング(ツイッターから)

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