※当サイトはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイト、Yahoo!ショッピングなどの各種アフィリエイトプログラムに参加しています。記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が当サイトに還元されます。
※当サイトはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイト、Yahoo!ショッピングなどの各種アフィリエイトプログラムに参加しています。記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が当サイトに還元されます。

SHARP DL-FS01L レビュー・音質情報 SONY LSPX-S3との比較は?

スピーカー

SHARP DL-FS01L ポータブルスピーカーランタン

シャープは、ポータブルスピーカーランタン「DL-FS01L」を発売しました。直販サイトのCOCORO STOREでのみでの販売で、価格は20,000円。カラーは、オリーブシルバー。

DL-FS01L | ポータブルスピーカーランタン
柔らかく拡がりのある光と、全方位360°に音を届けるスピーカーランタン。多様なインテリアに調和。バッテリー搭載で使い方も広がります。

上部にLEDのライトを、下部にアンプ内蔵の360度スピーカーを内蔵しており、LEDランタンとして使えるだけでなく、Bluetoothスピーカーとしても使用できるというアイテム。防塵防水性能はIP54(生活防水)対応。

スピーカー部分はオンキヨーとの協業で製作

スピーカー部分はオンキヨーとの協業で製作され、「低音から高音まで、楽器とボーカルがバランス良く聞こえるようにチューニング」「開放感のあるクリアな音を実現」としています。ユニット構成としてはパッシブラジエーターと直径37.5mm口径のフルレンジスピーカーで、小さな音量でも存在感のある低音を表現するとしています。

Bluetooth 5.0準拠で、対応コーデックはSBCのみ。プロファイルはA2DP、AVRCPをサポート。

LED部分は無段階調光で約3%~100%の調光が可能

LED部分は、集約レンズ、高反射材反射板、円筒形乳白シェードの3つが連携する、特許出願中の独自の仕組みで、穏やかで暖かみのある光で広いエリアを照らすとしています。器具光束は130ルーメンで、光源色は暖色系。無段階調光で約3%~100%の調光が可能。

充電時間は約3.5時間。連続運転時間は、LED・スピーカー同時使用(中光量+中音量時)で約3.5時間、LEDのみで約4時間〜72時間(最大光量〜最小光量)、スピーカーのみで約11時間。

外形寸法は69×278mm(直径×高さ)で、重量は450g。

SHARP DL-FS01L レビューサイト情報

記事執筆時点ではまだ本機のレビューサイトはありませんでした。
レビューサイトが見つかり次第、追加します。

SHARP DL-FS01Lについての感想やSONY LSPX-S3との比較情報など

シャープはオンキヨーのブランドを取得したので、オンキヨーの名前や技術を活用したオーディオ機器の発売が予想・期待されていました。

どうやら、これがその答えのひとつのようです。

1台で2万円という、Bluetoothスピーカーとしてはまあまあ高いゾーンに投入してきましたが、純粋にBluetoothスピーカーではなく、LEDランタンとしても使えるタイプでした。

オーディオ好きならご承知のように、似たような製品にはすでにソニーのランタンスピーカー(グラスサウンドスピーカー・LSPX-S3 2021年3月発売、実売3万円程度) があり、そのフォロワーとしてバルミューダによる製品「The Speaker M01A」もあります。

(「The Speaker M01A」の内容についてはこちらでご紹介済みです。)

BALMUDA The Speaker M01A 同社初のスピーカーが正式発表!
BALMUDA初のスピーカー「The Speaker 」が正式発表。価格は32,000円(税抜)。シンプルな機能性のBluetoothスピーカーで、有機ガラス製の透明ボディに3基のLEDを内蔵した個性的でおしゃれなデザインが最大の特徴。 

つまり、二番煎じ的な製品であり、それだけに、先行しているソニーに対しての何らかの独創性というか、独自の製品価値が欲しいところです。

スペックを見たところ、「DL-FS01L」は、ソニー「LSPX-S3」と比較すると、音質面での機能性や装備は簡素なものです。

「LSPX-S3」ではBluetoothのコーデックはAACに加え、ハイレゾ対応のLDACにも対応。圧縮音源の高音域を補完して高音質に再現する「DSEE」も搭載しています。

また、スピーカー自体の設計・開発も45mm口径ウーファーや亜鉛合金の土台といった、音質に関わる物量部分で「LSPX-S3」が大きく上回っているように見えます。

LEDランタンとしては、「LSPX-S3」は32段階の調光に対応(これは「DL-FS01L」が優位)。「LSPX-S3」は専用アプリの使用で、サウンド設定や楽曲再生操作、LEDの明るさ調整などが可能など、機能性も高いものがあります。

「LSPX-S3」の外形寸法は約94×289mm(外径×高さ)。重量は約1.1kgと大きく、重いという点では「DL-FS01L」の小型・軽量性は有利です。ただ、サイズはあまり変わらない印象です。

「LSPX-S3」の内容はこちらで詳しく紹介しているので、参考にしてみてください。

SONY LSPX-S3とLSPX-S2を比較しての違いは?
ソニー“グラスサウンドスピーカー”の第3弾モデル「LSPX-S3」が8月6日に税込み約3.9万円で発売。本機の内容を従来機「LSPX-S2」と比較しての違いを交えながらご紹介。

総じて、発表された内容から推測すると、価格差が1.5倍ほどあるとはいえ、先行している有名モデルの「LSPX-S3」に正面から対抗できるイメージはそれほどありません。

今回、オンキヨーの技術が使われているという点は、オーディオ愛好家としては気になります。もはや、本家のオンキヨーは壊滅状態であり、今後のオンキヨーブランドの存亡はシャープの腕にかかっています。

「DL-FS01L」だけを見ると微妙な気はしますが、今後もオンキヨーの技術を活かしたオーディオ製品が続くのであれば、長い目で温かく見守りたい気持ちではあります。

コメント

  1. honokema より:

    先日購入しました。
    ブルートゥースのペアリング音もこだわりのない安い音が鳴り嫌な予感がしたのですが
    音質は[Anker Soundcore mini」とほぼ同じで大変ショックを受けました。
    価格からしても少し高くてもLSPX-S3を買わないとかなり後悔するレベルの音質の悪さです。
    「オンキヨーの技術、、?」と思わず不良品かと思うほどです。
    デザイン重視で音を気にしない人向けの商品ですが質が価格を大幅に下回っています。

    • avgadgetken より:

      コメントありがとうございます。

      実際に購入された方の感想ということで、大変助かります。

      価格から想像して思ったほどではない音質についての感想も、比較対象がわかりやすく、大変参考になります。
      オーディオ機器の購入では主観的に失敗したと思うことはままありますが、それほどとは…。
      せめて、家電量販店で試聴できるようにして欲しいところです。

      やはり、現在のシャープではかつての1bitオーディオ時代の技術や音質は難しいのでしょうか?
      これひとつで判断できるものではないですが、本機の音質が本当に価格を大きく下回るのであればやはり残念です。