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Victor HA-FW1000T レビュー・音質情報など

イヤホン

Victor HA-FW1000T 世界初の木製振動板採用完全ワイヤレスイヤホン

世界初の木製振動板採用完全ワイヤレスイヤホン・JVCはVictorブランドのHA-FW1000T。11月上旬に、税込み実売39,600円程度で発売されました。本機の内容とレビュー情報をお届け。

本機のポイントは3つ

本機のポイントは3つ。同社独自の技術である“木”の振動板を、完全ワイヤレスイヤホンに初めて搭載したこと。もうひとつは対応BluetoothコーデックにaptX Adaptiveの96kHz/24bit伝送があること。aptX Adaptiveの96kHz/24bit伝送は送受信ともに搭載がはじまったばかりの機能で、先進的。

最後の特徴として高音質化技術「K2テクノロジー」が利用可能。非ハイレゾ音源も含めて、aptX Adaptiveの96kHz/24bit伝送以外の音源を96kHz/24bitに拡張再生します。

木製振動板採用

ドライバーは、適度な内部損失を持つPETをベースにしながら、そこに金属に近い音速を持つ無垢の木材(樺)を組み合わせ。“木”を加工したウッドドームをカーボンコーティングしたPET振動板に組み合わせることで、伝搬速度と減衰特性を向上。

ウッドドームカーボンドライバーには、大口径11mmのウッドドームカーボン振動板に加えて、ステンレスドライバーケースなど、有線ハイクラスイヤホンと同じグレードの素材と技術を投入したとしています。音質を高めるために独立音響チャンバーをユニットの背面に設置しているのもポイント。

aptX Adaptiveの96kHz/24bitに対応

Bluetoothのバージョンは5.2、対応コーデックはSBC、AAC、aptX、aptX Adaptiveをサポート。aptX Adaptiveの96kHz/24bit受信にも対応。Qualcommの左右同時接続技術「TrueWireless Mirroring」にも対応。

2つのマイクを装備したハイブリッドアクティブノイズキャンセリング機能に加えて、最新ノイズキャンセリング技術「Qualcomm アダプティブノイズキャンセル」を採用。高性能なMEMSマイクを採用。マスク着用時の送話をクリアにするマスクモードも搭載。

騒音低減を図るANCと、通話時のノイズ低減の双方においても高品位を追求しています。

ハウジングのワンタッチで、音楽の音量を下げつつ、周囲の音を取り込むタッチ&トーク機能も搭載。

「K2テクノロジー」を完全ワイヤレスイヤホンに初めて搭載

独自のデジタル高音質化技術「K2テクノロジー」を完全ワイヤレスイヤホンに初めて搭載。圧縮・劣化したデジタル音源の高周波数帯域、微小信号に拡張処理を施し、オリジナルマスターに迫るクオリティでハイレゾ相当の高音質を再現するという技術。非ハイレゾ音源も含めて、aptX Adaptiveの96kHz/24bit伝送以外の音源を96kHz/24bitに拡張再生します。

左右どちらでも片耳だけで通話でき、どちらでも音量操作が可能。100段階のボリュームステップや装着センサーを搭載。本体操作はタッチ式。なお、最近の完全ワイヤレスイヤホンでは準備されていることの多い専用スマホアプリは用意されていません。

バッテリー駆動時間(ノイズキャンセリングオフ、「K2テクノロジー」 オフ、AAC時)は、イヤホン単体が最大9時間、充電ケース併用時が最大27時間。10分の充電で最大1.5時間の再生が可能なクイック充電にも対応。

新たなイヤーピース「スパイラルドットPro」を採用

新たなイヤーピース「スパイラルドットPro」を採用。内側にスパイラル状にドットを配置しているのは従来のピース「スパイラルドット」と同じで、イヤーピース内の反射音を拡散させ、直接音とのバランスを最適化する事で音のにごりを抑えるとしています。

スパイラルドットProではこれに加え、凸形状の出っ張を内部に搭載。全体のフォルムもモディファイし、より繊細な音まで再現性を高めているとしています。また、やわらかいグレードのシリコン材を採用し、装着感と密閉度も向上させているとしています。サイズはS/MS/M/ML/Lを付属。

Victor HA-FW1000T レビューサイト情報

https://review.kakaku.com/review/K0001393216/

https://www.e-earphone.jp/product_review/1372375/detail/

https://www.phileweb.com/review/article/202111/04/4509.html

https://www.fujiya-avic.co.jp/blog/detail/592

http://headphonemetal.ldblog.jp/archives/52437390.html

https://bisonicr.ldblog.jp/archives/55908055.html

Victor HA-FW1000T レビュー(ツイッターから)

Victor HA-FW1000T レビューから読み取れる傾向

本機のレビューとしてはやはり、他にはない木製振動板を生かした暖かみのあると言われる独特のサウンドをどう評価するかがポイントのようです。同社の木製振動板によるスピーカーやイヤホン、ヘッドホンのサウンドは、それこそ木を材料にした生楽器中心のアコースティック音楽には抜群の適性を示すと言われる一方、電子楽器や打ち込みなどの現代的でエレクトリックな音楽とは相性は良くないなどとも言われています。

本機も同様の傾向を継承しているようで、そういう意味では万能型ではないものの、ハマったときのすばらしさはハイレベルなようです。

「K2テクノロジー」に類する音質補完機能は、完全ワイヤレスイヤホンでは他にソニーの「DSEE」くらいしか採用例がなく、この機能目当てに本機を買う人もいそうです。「K2テクノロジー」の効果にも定評がすでに確立されているだけに、本機での効果も十分に感じられるようです。

あとは装着感や使い勝手面の評価でしょう。本体は大きめで、装着感は人を選ぶ面もあるようです。イヤーピースの調整も重要でしょう。

気になるのは、音量が小さいという感想が少なからず見られること。あまりこのことが問題になる機種は聞いたことがなく、本当ならば気がかりになる人はいるでしょう。大音量が必要な人は要チェックでしょう。

ANCの効き目が弱い、専用アプリがないのは致命的、タッチ操作が独特(多機能なため複雑)でやり辛いうえカスタマイズ不可、といった厳しい評価もあるので、本機は音楽再生専用と割り切れる人に、より適しているのではないでしょうか?

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