HIFIMAN TWS800 音質重視の個性派TWSイヤホン!

完全ワイヤレスイヤホン

HIFIMANのブランド第3弾となる完全ワイヤレスイヤホン「TWS800」

高品位なヘッドホンやイヤホンで有名なHIFIMANから、ブランド第3弾となる完全ワイヤレスイヤホン「TWS800」が海外で発売されました。価格は299ドル。

「TWS600」「TWS600A」に続くモデルで、従来の比較的特徴の乏しかった内容から、ハイインピーダンスの独自ドライバーを専用ヘッドホンアンプで強力にドライブするといった特徴的な内容で差別化を図っています。

150Ωというハイインピーダンス!

「TWS800」の内蔵ダイナミック型ドライバーのインピーダンスはなんと150Ω。完全ワイヤレスイヤホンでは皆無な高さ。有線イヤホンでもかなり珍しい高い数値です(RHAの「CL750」が150Ωですが、それくらい)。

このような数値になったのは、もちろん、音質のためとしています。適切なアンプと組み合わせた際に、低域と音場において高い性能を発揮できるからとしています。

つまり、ハイインピーダンスのドライバーには、それをしっかりと駆動できるヘッドホンアンプが必要です。しかし、通常の完全ワイヤレスイヤホンではヘッドホンアンプはBluetooth受信用のSoCチップと一体化されており、150Ωのような非常識なスペックのドライバーの駆動は想定されていません。

独自のトポロジー振動板を専用ヘッドホンアンプでしっかりと駆動!

そこでHIFIMANは、本機のドライバーの駆動を内蔵SoCではなく、SoC外付けで専用ヘッドホンアンプを搭載して行うという手法を取っています。この方法により、ドライバーに対して適切な駆動ができるだけでなく、メーカーが思った通りの音質で駆動できるというメリットもあります。

この150Ωのドライバーももちろん、HIFIMANならではのもので、有線イヤホンの最上級機・RE2000で開発されたナノ技術を活かしたトポロジー振動板が採用されています。RE2000は音質的評価の高いイヤホンであり、その振動板を受け継いでいる「TWS800」にも大いに期待できそうです。

高級イヤホン「RE2000」「RE1000」の技術も投入

「TWS800」の形状は、一般的な完全ワイヤレスイヤホン風ではなく、高級有線イヤホンに多い、IEM風のデザインになっていますが、ここにも上位モデルの技術・知見が活かされています。具体的には上位モデル・RE1000で得られたビックデータを基に、人間工学的観点から設計されたデザインということで、装着感のよさが期待できます。

そのほか、RE2000/RE800の音響効果を基に導入した金属パーツも採用。まさにHIFIMANの総力を結集した完全ワイヤレスイヤホンと言えそうです。

イヤホンの重量は片側6.9g。イヤホン本体はIPX4の防水性能を装備。操作はタッチ式。TWS800の単体での再生時間は4.5時間。付属の専用充電ケースと併用すると31.5時間再生可能。

さらに特徴的なのは、大きめの充電ケース

さらに特徴的なのは、大きめの充電ケース。携帯性が重視される完全ワイヤレスイヤホンにおいては、充電ケースは小さいほうが歓迎される傾向がありますが、本機では違います。というのも、あえて大きめのサイズにすることにより、イヤホン本体に大きめのイヤーピースを装着したままでもイヤホンを充電ケース内に収納できることを意図したためです。

これは音質重視派の完全ワイヤレスイヤホンユーザーの多くが、音質重視の結果、大きめのイヤーピースを使うことが多いという状況に対応しています。さすが、HIFIMANはわかっているということでしょう。実際、この充電ケースはトリプルフランジのイヤーピースを装着したまま蓋を閉められるようになっているとしています。

ドライバーと内蔵アンプに凝っている「HiBy WH3」が比較対象?

さて、ドライバーと内蔵アンプに凝っているという点では本機よりももっと安い(国内税抜き価格18,000円)、HiBy WH3があります。こちらは1BA+1DDのハイブリッド構成をユニットごとにDACとアンプを当てがうというTWSイヤホンでは他にはない内容。しかも、クロスオーバーをアプリで可変できるという独創っぷり。

TWS800は価格帯的には上ではあるので、機構の目新しさではなく、音そのものの良さで勝負できるでしょうか(完全ワイヤレスイヤホン+HIFIMAN)。

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