Campfire Audioはイヤホン・「C/2019 Q4」などを国内で参考展示
「秋のヘッドフォン祭2019」。ミックスウェーブは同社が取り扱うイヤホンブランド・Campfire Audioの新モデル2つを参考展示しました。
どちらも、Campfire Audioの代表ケン・ボール氏によるケーブルブランド「ALO audio」をミックスウェーブが取り扱い始めて10周年であることを記念して製作されたものということで、日本にゆかりのある製品ということになります。
記念の理由が若干こじつけっぽいようにも感じますが、それだけ日本のマーケットで売れているということも意味しているのでしょう。そして、これからも日本のユーザーに買い続けてもらうことが大切なことでもあるのでしょう。
そして、この記念モデルは予想通り?ANDROMEDAをベースとしたモデルが含まれています。「ANDROMEDA MW10」なるモデル。さすがにこうなるといくつめの派生モデルかわかりません。5BA構成や特徴的な筐体デザインは踏襲されています。
「C/2019 Q4」は完全新設計の新モデル
もう一つのモデル「C/2019 Q4」は完全新設計の新モデル。Campfire Audio初の3BAドライバー構成。開発ではミックスウェーブ側で初期チューニングを施し、その後ブランド側で調整したということで、日本人の好むサウンドを意識して作られているようです。
音質については、個性よりもフラットなサウンドを志向
もっとも、音質については、個性よりもフラットなサウンドを目指したとしていて、5万円台という予想価格も含めて、これまでのCAユーザーよりも広い層を開拓したいという思いもあるのでしょう。
2モデルとも各500台限定で年内発売予定(日本/アメリカのみ)、価格はANDROMEDA MW10が17万 – 18万前後、C/2019 Q4が5万円台になる見込み。
さすがにもう、ANDROMEDAばかりに寄り掛かられないでしょうし、CAは少し前にBAユニットの採用メーカーで騒動もあり、今後の展開について不安があるかもしれません。
それでも、オリジナルANDROMEDAがイヤホン愛好家に評価されたのは確かなので、逆風に負けず?これからも新しいイヤホンの名機を開発して欲しいものです(イヤホン+Campfire Audio)。
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