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ココベスト CCB-WH001 史上最高の低遅延15msの完全ワイヤレスイヤホン!ゲーム・動画に最適

完全ワイヤレスイヤホン

ココベスト CCB-WH001 史上最高の低遅延15msの完全ワイヤレスイヤホン

ココベスト(株)は、独自開発の通信規格を採用することにより音声遅延を抑制したという完全ワイヤレスイヤホン“みみホン”「CCB-WH001」を発売しました。価格は12,880円(税込)。

テレビ用を謳っている完全ワイヤレスイヤホン。完全ワイヤレスイヤホンで一般に用いられるBluetoothワイヤレス規格では避けられない遅延と、遅延により音声と動画のズレが感じられるために、テレビなどの動画観賞用には完全ワイヤレスイヤホンは使いにくいという弱点を解消しているのが最大の特徴です。

標準的なBluetoothコーデックであるSBCで遅延は約220ms、iOSデバイスで用いられるAACで120ms。おもにAndroidデバイスで対応するaptXで約70ms。aptX Low Latency(aptX LL)という代表的な低遅延なコーデックで40ms程度。

aptX LLではテレビや動画観賞には対応できるレベルですが、そのほかは厳しいと言われています。また、aptX LLでも映像と音声の同期が重要となるゲーム、とくに音ゲーでは使用が厳しいと言われています。

Bluetoothではなく2.4GHz通信規格を採用し、15msの超低遅延を実現

本機ではBluetoothではなく、2.4GHz通信規格を採用することで、遅延を15msという超低レベルで実現。これは人間には遅延を感じることができないレベルで、有線イヤホンで遅延を感じずに動画やゲームを楽しめるのと同じ感覚になれます。

2.4GHz通信規格を採用した音声のワイヤレス伝送というのは新しい技術ではありません。もともと、高音質で低遅延を謳うワイヤレスヘッドホンでは用いられてきました。Bluetoothイヤホンやヘッドホンが普及する前から使われていて、遅延の少なさに関してもすでに実績があります。

これを完全ワイヤレスに使えばよかったとも思いますが、Bluetoothとは違う規格ですので、送信側にも2.4GHzでデータを送る専用トランスミッターが必要になります。もともと、ヘッドホンやスピーカーのようなサイズのある機器で用いられていますし、完全ワイヤレスイヤホンのような小さな機器に使うにはいろいろと技術的な困難があったようです。実際、本機も2年もかけて開発したとしています。

また、専用トランスミッターが必要になるのがネックで、2.4GHz採用のヘッドホンでは、コンセント給電が必要な専用の据え置き型トランスミッターが付属しているのが普通で、屋内専用という使い勝手の悪さがありました。

使い勝手も音質も良好!

本機では、Micro USB-B端子で給電可能な専用小型送信機を付属。これならバッテリー駆動もできるので、屋外でも使えます。しかも、送信機は完全ワイヤレスイヤホンにはつきものの、イヤホンケース兼イヤホン充電器とも一体化。非常に合理的です。イヤホン本体とは自動でペアリングし、ケースから取り出すだけで使用できるのも便利です。

2.4GHz伝送はBluetoothよりも大幅にデータ伝送量が多いため音質がよいのも魅力です。本機ではCDの1.4Mbpsを大きく上回る3Mbpsを確保。CDレベルの音質で余裕を持ってデジタルワイヤレス伝送できます。Bluetoothでは最大でも960kbps(LDAC)ですからその差は歴然です。

機能ブロック図を見ると、どうやら左右独立伝送で、左右の品位は全く同一のようです。これも音質重視のワイヤレス機器では確保したい条件だけに重要です。また、ワイヤレス通信の最大通信距離は約10mと十分です。

専用送信機の入力は3.5mmステレオミニ。ここは注意点で、ステレオミニジャック出力のないスマホとの接続にはなんらかの有線アダプターを介してステレオミニジャック出力を用意する必要があります。そこまでしたとしても低遅延の恩恵は受けられるので、意味はあると思います。

イヤホン自体は耳掛け型のオープンタイプを採用。軽快な装着感と開放的な音質が楽しめるタイプですが、完全ワイヤレスイヤホンでの採用は珍しいでしょう。音漏れが大きめになるので、屋外の人前で使用する際は注意が必要です。

左右両側に音量調節ボタンを搭載し、「モノラルモード」に切り替えることで、左右それぞれ個別に音量調節して使用することもできます。イヤホン単体でのフル充電時の連続再生時間は約5時間。

ケースの外形寸法は約133W×68H×38Dmm、質量は約27g(イヤホン片側)/約130g(ケース)。

動画やゲームにも対応できる超低遅延完全ワイヤレスイヤホンとして大注目

テレビ向けを謳い、幅広い年齢層に向けた家電製品的な雰囲気を醸し出していますが、若者向けの動画やゲーム用の超低遅延完全ワイヤレスイヤホンとして大注目の製品とも言えましょう。

べつにBluetoothイヤホンとは謳っていないからいいのですが、加えて、Bluetooth接続にもSBCのみでもいいから対応していれば汎用性は高まったと思います。

ともあれ、ソニーのような大手からも似たような製品は出てこないものでしょうか?2.4GHzヘッドホンと、Bluetooth機器、完全ワイヤレスイヤホンのいずれにも実績のあるオーディオテクニカあたりに期待したいところですが(完全ワイヤレスイヤホン+ココベスト)。

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