FiiO FW5 音質重視型の完全ワイヤレスイヤホン
中国のFiiO(フィーオ)が、完全ワイヤレスイヤホンの新モデル「FW5」を2022年12月16日に発売しました。オープン価格で税込みの実売価格は3万円程度。
ハイブリッド構成に加え、最大24bit/96kHzの伝送が可能なSnapdragon Sound対応が特徴など音質重視型のハイクラス完全ワイヤレスイヤホン。
最大24bit/96kHzの伝送が可能なSnapdragon Sound対応
Qualcomm QCC5141のBluetoothチップ、AKM製のDAC・AK4332を独立構成で搭載することで、Snapdragon Sound対応とLHDCコーデックに対応。最大24bit/96kHzのハイレゾ相当信号の受信に対応します。また、Bluetooth・SoCのDACに依存せずに音質追求を可能とするヘッドホンアンプ内蔵型DACを別途搭載していることで高音質を実現できます。
0.0014%の低歪み率、最大108dBの高SNR、104dBのダイナミックレンジという、完全ワイヤレスイヤホンとは思えないハイスペックも実現しています。
音質重視設計ということもあり、アクティブノイズキャンセリング機能は搭載していません。外音取り込み機能もありません。通話機能や通話時のノイズリダクション機能は搭載しています。
Bluetoothの対応コーデックは、SBC/AAC/aptX/aptX Adaptive(最大24bit/96KHz)/LHDC。自動的に遅延を抑えるGame Modeも備えています。マルチポイント接続に対応(アップデート対応)。
イヤホン部は2BA+1DDのハイブリッドドライバー構成
イヤホン部は2BA+1DDのハイブリッドドライバー構成。Knowles製のバランスドアーマチュアとFiiOが開発したダイナミックドライバーを組み合わせて、妥協のない音響ソリューションを実現していると謳っています。
筐体は有線イヤホンの「FD5」と同様のフェイスプレートデザイン。FiiOのイヤホンユーザーにとってはなじみのあるデザインと言えそうです。
操作は4つの物理ボタン式
操作は4つの物理ボタン式。音質特化型の高級モデルでは珍しい操作形態です。タッチ式では不確実という判断があるのかもしれません。また、イヤホン本体に独立したボリューム調整機能を搭載。本体ボタンまたはアプリからの操作が可能です。ボリュームや再生制御に加え、通話の操作や音声アシスタント起動などもボタンで操作できます。
アプリ「FiiO Control App」に対応しEQにも対応
FiiO製アプリ「FiiO Control App」に対応。ボリューム調整やゲームモードの切り替えなどが、アプリから操作できます。アップデートでパラメトリックEQも利用できます。
高音質特化型の期待モデル
有線イヤホンでは多くのモデルを幅広い価格にラインナップし、いずれも高い評価を得ているFiiO。意外にも完全ワイヤレスイヤホンは「FW1」に続く2作目。
追記:LDACにアップデート対応。ただしベータ版で動作の保証はなし
2023年7月に、LDACコーデック接続に対応するファームウェアアップデートが行われました。ただし、試用のためのベータ版であることから、接続機器の違いにより、接続が切れたり、音が途切れるなどの不具合が発生する可能性があるとしています。実際にアップデートしたユーザーの声を見ると、接続が切れたり、音が途切れる不具合があるようです。この機能はベータ版である以上はおまけ程度に考えたほうがよさそうです。
明らかに高音質に特化したモデル。なお、Qualcomm QCC5141のBluetoothチップ、AKM製のDAC・AK4332を独立構成で搭載というのは、実売4万円で国内発売されている「Astell&Kern AK UW100」と同一の構成です。FiiOは高音質をハイコスパに実現していることからも人気が高く、本機もコスパの高さも大いに感じさせます。
FiiO FW5 仕様
以下は、FiiO FW5の主な仕様を表にまとめたものです。
仕様 | 詳細 |
---|---|
ドライバー | 高域:Knowles製BAドライバー x2 中・低域:DLC/PU複合素材10mm径ダイナミックドライバー×1基 |
再生周波数帯域 | 20Hz – 20kHz |
ノイズキャンセリング | なし |
インピーダンス | 32Ω |
感度 | 106dB/mW |
Bluetoothチップ | QCC5141 Bluetooth 5.2 |
DACチップ | AK4332(DACアンプ一体型)x2 |
コーデック | SBC/AAC/aptX/aptX Adaptive(最大24bit/96kHz)/LHDC |
IP規格 | IPX4 |
連続再生時間 | 最大7時間(充電ケースで最大21時間まで拡張可能) |
充電時間 | 約1時間40分 |
対応コンテンツ | DSD、APE、FLAC、WAV、MP3、WMA、OGG、AAC、ALACなど |
付属品 | イヤホン本体(左右1ペア)、標準シリコンイヤーチップS/M/L各1セット、 HS18イヤーチップ各1セットS/M/L各1セット、充電ケース、USB-Cケーブル、取扱説明書、保証書 |
サイズ | 充電ケース:約68.4×43.9×32.3mm |
重量 | イヤホン本体(1個あたり):約6.4g、充電ケース:約44.4g |
FiiO FW5 レビューサイト情報
FiiO FW5 レビュー(ツイッターから)
FiiO FW5試聴レビュー…
●解像度が高く自然な印象
●ボーカルも違和感なし
●中高域はフラットで低域が強め
●低域にゴリッとした力強さがある全体的に解像度が高く、有線イヤホンの音に低域を少しブーストしたような印象です。
fiioのFW5すごい音良いわ。同時発売のfinalのZE8000と聴き比べてきたけど、圧倒的にFW5の方が好み。
FiiO FW5 取りあえず1時間ほどバーンイン。
Xperia 1 IIIと接続でSnapdragon Soundでの接続表示。
端的に言うと、お手本のような音質。
変な味付けなく、音源を忠実に再現している。
ANCも無接点充電… https://t.co/P3jPazmhsQ
FiiO FW5
こちらはわかりやすく高音質です。
特にZE8000聴いたあとでは余計に感じます。音圧凄くてどんなジャンルでもキレイに鳴らします。何となくですけどFiiOぽいなと感じました。
FW5とZE8000どっちか選べと言わ… https://t.co/fZNPYOTJof
fiio FW5も試聴できたので聞いてきました。
やはり、音の傾向はUTWS5にそっくりです。2BA1DDが組み合わさってますが、派手さはなくスッキリとキレイな音でした。
低音が少し勢いを感じにくく、イヤピで工夫要です。
個人的な… https://t.co/iZNA5NXGl7
fiio FW5その2
ファームウェアは最初からaptX Adaptive 96kHz/24bitに対応しており、フルに性能を出せてました。
アプリケーションは、現時点では対応していないのか、FW5を検出するものの接続まで至らずで… https://t.co/2mXawJImYz
fiio FW5その3
全体的な傾向としては、上から下まで適度な抑揚がありつつ音の広がりは広すぎず狭すぎず、音のアタックは少し柔らかくさりとて低音が抜けたり高音が足りなかったにもなく、とても良いバランスだと思います。
やはり、AK… https://t.co/Y5WfxUd3xi
FiiO FW5のレビューを詳細に書いてくれてる人がいて大事なことを思い出した。
ステムが太い物は無理だったことを😭💦
FiiO FW5 Google PlayでダウンロードできるFiiO Controlアプリだと接続できないので、フォーラムのアプリを入れれば繋げられる。
https://t.co/fL6z8xwU2e
FiiO FW5を初試聴❣️音は良いんだけど、結構周りの音が聴こえてきちゃうね😅僕の着け方が悪いのかな🤔音量も取りづらいです #ポタフェス https://t.co/DadlgQq56R
ぼちぼち開封。
まずはFiio FW5。
イヤピが合ってないのか、鳴らし込みが足りないのか、高域よりの解像感の高い音。
現状ではDEVIALET GEMINIの方が好きな音だけど、物理ボタンのおかげで使い勝手は上。 https://t.co/WVWBQygWuu
FiiO FW5はステムが大きいから、同じように大きいFoKus Pro 合わない人には合わないかも。合わないと、より周囲の音聞こえちゃうだろうしね。
FiiO FW5
完全ワイヤレスイヤホンでもFiiO のDAPやDACのニュートラルなサウンドを引き継いでいて、とても聴きやすかった。
最近個性派の音質特化型イヤホンが多いなか、コレはなんでもいける感がありましたね。
FiioのFW5
高音、中音、低音、隙がなかった
出来れば朝聴きたかった、朝ならその場で購入するまであったかもしれない
#ポタフェス https://t.co/41ecdqC4Ua
本日の着弾はfiio fw5でございます。
デザインが大変よろしいですね https://t.co/alnqYcwcB5
#ポタフェス 1日目 FiiO ブース
FW5 用の茶色いケースが一番気になったw
FW5は低域が???な感じ…
R7, K7等デスクトップ機は行列のため明日。
あと未発表の小型のポータブルDAC/AMPがあったような… Q5PR… https://t.co/hRfwtbBQNj
FiiO FW5をOppo Find X2 Proに繋げてみたんだけど、どう足掻いてもLHDCで繋がらない。aptX adaptiveになる。
開発者オプション弄ってもだめだな。
Fiio FW5とNuraTrue Pro 聴き比べてるが、聴くに連れFW5が好きになってくるな。1音がしっかり聴こえて楽しい。関係ないけど、YT Music音質向上した?Amazon music Ultra HDより楽しい音になってる。
ちなりにアリエクでFIIO FW5は2万円前後なので、日本の保証いらないし技適のシール不要なら輸入もありかもね。
これほんとそう。
回り回って自分は最初のイヤピが合ってた。
メッシュ除去SednaEarfit Maxやってみようかな。FoKus Proで低音過多に感じたに人は、FiiO FW5はスッキリして良いかも。 https://t.co/k4fREauWIC
FIIO FW5は装着感結構良いですね! #イヤホン #FiiO
FiiO FW5。
某機から乗り換え。24/96対応と10mmのDDは
やはり、「試聴の段階で決めました」
になってしまう。ソフト側で音量最大にして
本体ボタンで調整出来るのが
めちゃくちゃ良い。
曲のレートで音量変わるし… https://t.co/hK5RiyNoz7
【#eイヤ大阪日本橋本店】
昨晩の #eステ 座談会でもコメントが多かった&vquot;#FiiO FW5 &vquot;静寂で落ち着いた空間の中に柔らかく伸びやかな歌声と余韻があり重心が下めの低域で重厚感のあるサウンドを体感できます🐻❄️✌️… https://t.co/vEAYaMRJZG
ごさいじ’22💜人生もイヤホンも絡まりがち@gosaijisama
Fiio FW5
イヤピのサイズが合わない状態で試聴でしたが完全ワイヤレスイヤホンで1番好みの音でした。
オールジャンルOK
予算とノイキャン無しでよければおすすめ出来ます
完全ワイヤレス常用してるなら購入候補1位だな。 https://t.co/2bn69ojrI2
FiiO FW5 そこまで期待してなくて聞いてみたらかなり良かったです。日本人好みの音でやや落ち着いた感じ。かなりクオリティが高い。FoKusとは好みの差ですね。こっちの方が落ち着いた感じです。 https://t.co/LHaH7vuAS5
ポタフェスで気になってたFiiOのFW5を試聴してきたんだけどかなり良くて悩む。BTR7を買うか悩んでたけどこれ買うのが今の聴き方に最適な気がしてきた https://t.co/GN9CXudly6
Fiio FW5は聞いてきたので
DAC別積みで独立ボリュームを持つだけあって、かなりパワフルな鳴りっぷりである。
解像感重視のサウンドで人によっては高音域のシャリつきが気になるかも。個人的にはFokus Proあたりとも対等レ… https://t.co/9plsgwWDvt
・Fiio FW5
解像感の高さが魅力のTWS。DAC別積みでハイブリッド構成という部分でも文句はない。ノイキャンはないが、約3万円の価格設定なら強い難点は現時点でアプリが対応してない、音量調整に少々クセがある点だ。(スマホのボリュームではなく、イヤホン本体側で調整が推奨)
FiiO FW5 についてSNSで発信してる人、アプリ非対応みたいな間違い多いな…
公式サイトにある通り、apkpureから落とせば使えるんだよ。https://t.co/SvUADqmFXT
FiiO FW5 uruの歌聴くと、吐息が耳元に感じられる艶めかしさがある。
ということで、cotsubu for ASMRとASMR聴き比べた所、FW5はよりASMRを楽しめるイヤホンである事が判明。
着色されないから、バイノーラル音源が自然に感じられる。
NuraTrue Pro パーソナライズされた後の音質はずば抜けて良くて感動すらあるのでお勧め(語彙力
FoKus Pro・・・音を味わう
FiiO FW5・・・音を感じる
NuraTrue Pro・・・音に包み込まれる
FiiOのFW5 iPhone13PROMAXで接続して試聴してみたけど最大でも結構音量小さめだったので、後から知った本体ボタンまたはアプリからの操作により、送信側のボリュームに依存せずに32段階の音量調節が可能です。で調整しない… https://t.co/03I9rYQJCj
Fiio FW5買ってしまわれた✊
買うつもり無かった。。。
のに、、あまりにも自分好みの音質過ぎて迷わず手に取ってしまった。
恐るべし🤤
もうこれ今年ワイヤレス部門優勝でいいでしょ🏆 https://t.co/d5IzrDwD1K
FiiO FW5
高音が刺さりそうなギリギリのドンシャリ。
音質傾向はクールで輪郭がきっちりしているタイプ。奥行きがあって音の層が感じられるけど、悪く言えば纏まりが無いようにも思う。この三機種の中では一番クリアなサウンドに感じた… https://t.co/w4jtxUJpzS
調べてみたところ、こちらのサイトで最新版(V3.5)のFiiO Controlアプリが公開されていたのでインストールしてみたところ、無事接続ができ、ファームウェアアップデートもできました。
「不明なアプリのインストール」の許可が必… https://t.co/M6xgKsk3h0
FiiO FW5。
30時間程鳴らし込んだ。高域の具合は
割と丸くなったというか
落ち着いてきた。
当初のキツさは取れたので良い。中低域周りは
明らかに解像度の高さと
伸びが良くなる。
ベースラインがしっかり濃く拾えてきた… https://t.co/AGQYsxqSj5
FiiO FW5, ポタフェスではZE8000とかFoKus Mystiqueに話題取られてたけど、普通に今年トップレベルの音質だぞ。
お値段はそこそこするけど、Fiio FW5はおすすめ出来るワイヤレスイヤホンだなと!
視聴して久々にこれ欲しいなと直ぐに感じた1台だった( ̄▽ ̄)
FiiOのFW5は中低音かなり盛ってますが、それでも素直な音でよかったです。買うならこれ。結局音質極振りが正義なんだよな。UTWS5と同じくBluetoothの音量とTWS本体の音量が別扱いなのもすごく良いですね。
日に日にFiiO FW5の評価爆上がり中。
求めてる音に近い。
AliExpressなら2万円弱なのが安すぎる。
ジャンル問わず綺麗な音を鳴らすのは
FiiO FW5。
高音が特にキラキラしている。
非常にモニターライクな音。
万能型でどの音楽にも合うので、多くの人が満足するはず。
物理ボタンも操作しやすい。
FiiO FW5 各種レビューから読み取れる傾向
FiiO FW5の各種レビューから読み取れる傾向をまとめると、以下のような点が挙げられます。
・高音・中音・低音のバランスがよく、音質については非常に評価が高い。FiiOらしい情報量志向な音でフラット傾向。
・イヤホン本体が軽量でフィット感がよく、長時間装着していても疲れにくい。
・充電ケースもコンパクトで持ち運びに便利であると評価されています。
・Bluetooth接続にも安定感があり、音切れなどの問題が少ないとされています。アプリも多機能。
・ノイズキャンセリング機能は搭載してませんが、付属イヤーピースの密着性によって外音をかなり遮断できるため、周囲の騒音に悩まされにくい。
・充電ケースの電源ボタンやイヤホン本体の物理ボタンの操作性がやや悪いとの指摘があります。
・総じて、ノイズキャンセリング機能がないことを考えると価格がやや高めですが、その音質や機能面から十分にコストパフォーマンスが高いと評価されてます。
以上のような傾向が、FiiO FW5の各種レビューから読み取れます。ただし、個人差や使用環境などによって評価は異なるため、ご自身の用途にあった製品かどうかを十分に検討することが重要です。
特に本機はハイレゾコーデックである最大24bit/96kHzの伝送が可能なSnapdragon Sound対応が大きな特徴なので、ハイスペックを生かすためにはSnapdragon Sound対応送信対応機器との組み合わせが最良でしょう。そうでなくとも、普及の進んでいるaptX Adaptive(最大24bit/48kHzのバージョン)の端末は用意して組み合わせたいところです。
音質面ではFiiOのイヤホンをはじめ、ポータブル機器は、音の情報量が多く、ワイドレンジであるものの、フラット傾向でややクールなモニター的サウンドと言われています。スペックも申し分なく高い傾向がありますが、音にあたたかみや艶を求める向きには合わない可能性もあります。やはり、実機を試聴して検討されるのがおすすめです。
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