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フィリップスのイヤホンおすすめ 伝統ブランドの魅力

フィリップスのイヤホンおすすめ 伝統ブランドの魅力

ハイコスパなイヤホンが人気のブランド「フィリップス」はオランダの総合家電メーカー。CD規格策定やレコードレーベル運営など、オーディオ界では名の知られた存在です。

近年はポータブルオーディオの流行にいち早く対応。持ち前の音質チューニング能力と巨大企業ならではの体制をいかしたイヤホン事業を確立しました。そこで今回はフィリップスでラインナップされているイヤホンの中から、おすすめ機種をその特徴とともにご紹介します。

フィリップスについて

世界的な総合家電メーカー

フィリップスはオランダに本拠を置く世界的な総合家電メーカーで、高度な技術を擁する巨大多国籍企業でもあります。創業は1891年。日本では、男性用電動シェーバーや調理家電などがよく知られています。

世界的には生活家電のイメージが強いのですが、実はオーディオに関しては長い歴史と実績があります。というのも、コンパクトカセットテープに始まり、CD、SACDはフィリップスが規格策定したものです(CDとSACDはソニーと共同策定)。

オーディオにおいて世界最高峰の実績とノウハウ

オーディオ機器においては、特に1980年代には業務用CDプレーヤーの定番としてフォーマットホルダーの存在感を示してきました。CDを始めとするデジタルオーディオ機器の音質の要であるDACチップの名品・DAC7は伝説的な存在として現在も語り継がれています。

さらに、フィリップスはレコード制作を行うレーベルも長年運営(現在は終了)。特にクラシック音楽のジャンルでは世界3大レーベルの一角として揺るぎない地位を築きました。クラシック音楽界最大のベストセラー「イ・ムジチの四季」もフィリップスの制作です。

このようにフィリップスは、「音源」「再生機」のオーディオ両面で、世界最高峰の実績とノウハウを持っている稀有なメーカーなのです。

フィリップスの魅力

高音質

フィリップスのオーディオ機器の魅力は何と言っても高音質です。その背景には数字では示せない独特の高音質があります。それはヨーロッパトーンと呼ばれるもので、楽器の自然なサウンドを彷彿とさせる質感の再現力と、その場の空気感の表現力がポイントです。

フィリップスには社内に音を聴き分ける独自のエキスパート集団「ゴールデンイヤー」を擁し、徹底したヒアリングによるチューニングを行っています。また、フィリップスレーベルでの培ったクラシック音源への功績も活かされ、他社にはなかなか真似できない手法によってフィリップスの高音質は生まれています。

ハイコスパ

フィリップスは2000年代以降、今日のポータブルオーディオの隆盛をいち早くキャッチし、イヤホンやヘッドホンのラインナップを拡充しています。それらは元来の高音質に加え、世界的大企業ならでは特性を活かしたハイコスパの製品をリリースし、市場シェアを争っています。

その象徴が世界的に大ヒットした「SHE9700」です。リーズナブルな価格帯ながら、あらゆるジャンルの音楽をカバーしたクオリティで聴かせ、ハイコスパのイヤホンとして存在感を堅持。これにより、フィリップスを知らないユーザーにも浸透しました。ユーザーのニーズに応えたイヤホンをリリースし続けるフィリップスは、コスパで選ぶなら最有力候補です。

フィリップスの今後

実のところ、フィリップスのオーディオ部門は、かつての栄光とは異なる状況です。とうに単品コンポの生産は行っていませんし、その代わりのようにイヤホンやヘッドホン業界で大きな存在感を示してきましたが、これも現在ではまた体制が変わり、数年前のようなハイコスパな新製品を次々と繰り出す状況ではないようです。

ただし、発売済みの製品については、いまのところ販売が継続されていますし、フィリップスブランドでのヘッドホンの新製品は出る予定ですので、フィリップスのイヤホンが無くなるというほどではないようです。それでも、予断を許さない状況とも言え、フィリップスのサウンドが好きな方は、早いうちに好みのイヤホンやヘッドホンを確保されることをおすすめします。

フィリップスのイヤホンおすすめモデル

フィリップス(PHILIPS) ハイレゾ対応 SHE9700シリーズカナル型 SHE9730

ハイコスパイのイヤホンを代表する「SHE9700」シリーズ。本製品「SHE9730」は同シリーズで初めてハイレゾ対応の40kHz再生をクリアしたモデルで、従来機「SHE9720」の23kHzからアップグレードしたイヤホンです。

多層ポリマーダイヤフラムを採用したLMCドライバーを搭載。広帯域再生とフラットでバランスのとれた自然なサウンドを体感できます。独自のターボバス孔により低音も強化。持ち前のナチュラルさに豊かさも加わり、完成度が高まりました。

人間工学デザインのアコースティックパイプによる装着性のよさもポイント。ハイレゾ音源を高音質で聴けるハイコスパのイヤホンを探している方におすすめします。

フィリップス(PHILIPS) イヤホン SHE8100

ハイコスパと品位のバランスに優れたカナル型イヤホンです。リーズナブルな価格帯ながらアルミニウムハウジングを採用。余分な振動を抑えるながらも、価格を大きく超えたクオリティサウンドを聴かせます。

低音はやや控えめながらも、こもらないレベル。人間工学に基づいた誰にでもフィットしやすい形状で、多くの製品開発を手がけてきた経験のが活かされているおすすめモデルで、アコースティックサウンドも楽しく聴けるイヤホンです。

フィリップス(PHILIPS) ワイヤレスイヤホン カナル型 TX2BT

Bluetooth対応イヤホンの人気機種。有線イヤホンのTX2をベースにワイヤレス化しました。大口径13.5mm径のドライバーユニットによるスケール感溢れる再現性をTX2同様に備えています。

マイク付きリモコンもケーブル部にあり、スマホ通話や音楽操作もお手軽。MusicChain機能により、対応した他のイヤホンと音楽を共有可能なのもポイントです。なお、対応コーデックはSBCのみなので、気になる方は留意しておいてください。

フィリップス(PHILIPS) カナル型イヤホン SHE3900

フィリップスのカナル型イヤホンのエントリーモデル。リーズナブルな価格帯ながら、ネオジウム磁石を採用したドライバーを搭載。解像度に優れたサウンドをしっかりと聴かせるのが特徴です。

人間工学に基づいたオーバルサウンドチューブデザインによる快適なフィット性、メタルコーティングを施したハウジングは価格以上のクオリティです。お手頃なカナル型イヤホンを探している方におすすめです。

フィリップス(PHILIPS) Bluetoothヘッドセット SHB5250

独特な形状とオープンエア型が特徴のBluetoothイヤホン。ノズルのないインナーイヤーで、現在主流のカナル型とは異なるタイプです。

この形状により、14.2mm径大口径ドライバーを採用。強磁力マグネットの効果も相まって、パワフルかつ豊かな重低音再生を体感できます。

音漏れは多いですが、一方で適度に外音が聴こえるので、屋外使用時の安全性も確保可能。自然な装着フィット感もおすすめポイントです。

フィリップス(PHILIPS) カナル型イヤホン SHE9700

発売から約10年を経て、後継機もありながら現役というロングセラーモデル。ターボバスのエアベント、角度付きアコースティックパイプといった基本構造は既に確立されています。

あらゆる要素でバランスのよいサウンドは、初めてイヤホンを購入したい方におすすめ。イコスパのイヤホンという概念を世に広めた、機種のパフォーマンスを実際に確かめたい方にも要チェックです。

フィリップス(PHILIPS) ワイヤレススポーツイヤホン SHB5900

お手頃価格のBluetoothイヤホンながら、持ち前のチューニング力による高音質が魅力のモデル。8.6mm径のやや小型のドライバーユニットを搭載。重低音は欲張りませんが、滑らかで粒立ちのよいクリアなサウンドを聴かせます。

SBCコーデックのみの対応ながら、バランス感覚の妙によりサウンドの粗さが気にならないレベル。なお、カラーによって価格差があるので、購入を検討している方は留意しておきましょう。

フィリップス(PHILIPS) インナーイヤーイヤホン リモコン・マイク付 SHE4205

アクセサリーのような外観が特徴のオープンエア型イヤホン。曲線を生かした優美なデザインは光沢のある塗装も加わってキュートに仕上がっています。

12.2mm径の大型ドライバーを搭載しているのでスケール感豊かな音が楽しめるほか、ベースチューブ方式の採用により低域もしっかりしているのもポイントです。

マイク付きリモコンも搭載しているので、スマホでの通話も可能。耐久性の高いケーブルにより、タフなモデルです。圧迫感の少ない装着感なので、おしゃれを気にする女性におすすめです。

フィリップス(PHILIPS) カナル型イヤホン ハイレゾ音源対応 TX2

ハイコスパながらスペックが充実しているイヤホン。2014年発売のロングセラーモデルです。当時、この価格帯のイヤホンとしては極めてハイスペックな40kHz再生をクリアしており、近年では日本オーディオ協会のハイレゾ認定も受け、ユーザーの懐事情に優しいハイレゾ対応機です。

高域再生の正確性に有利な超軽量ボイスコイルを採用。ハウジングに真鍮の軽量金属リングを配置したクリアなサウンドも特徴で、ハイレゾ音源の繊細さを存分に堪能できます。

人間工学設計により、長時間使用でも疲れにくい設計もポイント。フラット形状のケーブルは引っ張りに強いので耐久性も良好で、満足度の高いイヤホンを探している方におすすめです。

フィリップス(PHILIPS) カナル型イヤホン マイク付 SHE3805

マイク付きリモコン装備のカナル型イヤホンです。リーズナブルな価格帯ながら、重低音を重視した高性能ドライバーにより、心地よいサウンドを体感できます。楕円形のサウンドチューブインサートにより装着性も良好です。

ケーブルの耐久性を高めるフレキシブルグリップも採用しているので、壊れにくさも備えています。手軽に使える通勤、通学向けイヤホンとしてもおすすめです。

フィリップス(PHILIPS) イヤホン SHE3010

インナーイヤー型イヤホン。本体を耳介に軽く載せるタイプのインナーイヤー型は音漏れの多さが理由で近年は流通が滞っていますが、カナル型よりも閉塞感が少ない装着感と、独特の爽快なサウンド傾向には根強いファンがいます。

本機はリーズナブルな価格帯も魅力。14.8mm径の大型ユニットにより、大らかなサウンドも魅力です。本体前面をゴム製にすることによる柔らかな使用感もポイント。カナル型が苦手な方にもおすすめです。

フィリップス(PHILIPS) スポーツイヤホン カナル型/ネックバンド式 SHQ4300

ネックバンドタイプのカナル型イヤホン。柔軟性のあるワイヤーを内蔵したネックバンドが左右から挟み込むので、しっかりとした装着感とズレにくさを備えます。IPX4/IPX7準拠の防水性能も備えるので、屋外でのスポーツ時にも安心して使えます。

8.6mmのネオジウムマグネット採用の強力ユニットにより、原音再現性の高い音質を聴かせます。防水性の高い高音質イヤホンを探している方におすすめです。

フィリップス(PHILIPS) Bluetoothインナーイヤーヘッドホン SHB5950

快適な装着性に注力したBluetoothイヤホンです。ネックバンド部の材質をソフトラバーとし、フラットケーブルも採用。違和感のない装着感がポイントです。

カナル型のイヤホン本体も極小化することにより、耳への負担を大きく軽減。8mm径の強磁力マグネット搭載ドライバーを採用し、小型化による不利を全く感じさせない重低音が充実したワイドレンジサウンドを体感できます。Bluetoothイヤホン初心者にもおすすめです。

フィリップス(PHILIPS) スポーツイヤホン リモコン・マイク付 SHQ1305

装着性を高めた、ズレにくいイヤホン。13.6mm径の大型ユニットの採用により、重低音が充実した迫力のサウンドを奏でます。大変リーズナブルな価格ながら、スマホ用マイクを備えるのもポイント。

さらに、IPX2準拠の防滴性能も備えているので、スポーツ時の使用にも対応します。とにかく安くて使い勝手のよいイヤホンを探している方は要チェックです。

フィリップス(PHILIPS) カナル型イヤホン SHE9100

クラシック音楽の再現性の高さがポイントの低価格イヤホンです。アルミニウムハウジングに強磁力ネオジウムマグネット採用の8.6mm径オリジナルドライバーを搭載。この価格帯のダイナミック型とは思えない情報量で繊細なサウンドを奏でます。アコースティック楽器の再現性も高度です。

やや低音は控えめに聴こえますが、自然な音域に整えたバランス重視のイヤホン。迫力あるサウンドよりもナチュラルな音楽を求めている方におすすめです。

まとめ

リーズナブルかつ高音質で定評のあるフィリップスのイヤホン。とりわけアコースティック楽器の再現力ではいずれの価格帯で突出しています。

一方、製品ラインナップも豊富で、ユーザーの好みに合ったイヤホンを探しやすいのもポイント。幅広い音楽を自然な高音質で楽しめるフィリップスのイヤホンは初心者からコストを抑えたオーディオ機器を求めている方におすすめです。

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