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SONY HT-A5000とHT-A3000を比較しての違いは?

スピーカー

ソニーのサウンドバーHT-A5000とHT-A3000を比較しての違いは?

ソニーのサウンドバー・HT-A5000とHT-A3000を比較しての違いを解説します。

HT-A5000が上位でHT-A3000が下位

HT-A5000はソニーストア販売価格が121,000円、HT-A3000は88,000円。価格や型番からも推測できるように、HT-A5000が上位でHT-A3000が下位という関係性です。

いずれも外付けサブウーファーやリアスピーカーを標準状態では装備しておらず、サウンドバー1本でサラウンド再生が可能で、「HT-A5000」はサラウンド再生を楽しむ中核モデル、「HT-A3000」は主にテレビの音をワンランク上げたいというニーズに対応するエントリーモデルと位置づけられています。

HT-A5000とHT-A3000の違いは、主にスピーカーユニットの搭載数や最大出力、HDMI入出力の数、大きさ重さ、機能の一部などとなっています。

本体サイズの違い

HT-A5000の本体サイズは、横幅 約さ 約 121cm x 高さ 約 6.7cm x 奥行き 約14cm、重さは6.1kg。

HT-A3000の本体サイズは、幅 95cm × 高さ6.4cm × 奥行 12.8cm、重さは4.6kg。

このサイズから、組み合わせるのに適したテレビのサイズとしては、HT-A5000が55V型以上、HT-A3000は43V型以上がおすすめです。

スピーカー構成の違い

HT-A5000のスピーカー構成はフロントスピーカー2基、センタースピーカー1基、イネーブルドスピーカー2基、壁からの音の反射を利用して高度なサラウンドを実現するビームトゥイーターが2基、低音再生用のサブウーファーを2基で、5.1.2chのスピーカー構成。

最大出力はフロントが50W×2、フロントツイーターが50W×2、センターが50W、イネーブルドスピーカーが50W×2、サブウーファーが50W×2で合計450W。

対してHT-A3000のスピーカー構成はフロントスピーカー2基、センタースピーカー1基とシンプルになっています。

最大出力はフロントが50W×2、センターが50W、サブウーファーが50W×2で合計250W。

なお、両モデルのスピーカーは全て楕円形のX-Balanced Speaker Unitを採用しています。

HT-A5000のスピーカー構成は、より高域の再生限界が高いため、40kHzの高域再生を保証するハイレゾ認証を取得しています。一方、HT-A3000はハイレゾ認証を取得していません。

HDMIインターフェースの違い

HT-A5000のHDMI端子は入力が1端子、出力が1端子。直接サウンドバーに再生機器やゲーム機を接続できます。HT-A5000のHDMI端子は、HDMI2.1をサポートして8K HDRや4K 120pのパススルーに対応するハイスペックを備えています、

HT-A3000のHDMI端子は出力が1端子のみ。直接サウンドバーに再生機器やゲーム機を接続できず、テレビに接続する機器からの信号をやりとりするため、eARC対応のHDMI端子をもつテレビとの組み合わせが望ましいところです。

また、HT-A3000は8K HDRや4K 120pのパススルーに対応していません。HDMI入力端子がないため、パススルー機能も無いためです。両モデルのHDMI端子ともARC/eARCに対応。

SONY HT-A5000とHT-A3000に共通の内容

以下は両シリーズに共通の特徴です。

サラウンドフォーマットやハイレゾアップコンバート機能

サラウンドフォーマットはDTS:X、Dolby Atmos、リニアPCM 7.1ch(最大24bit/192kHz)に対応。フロントスピーカーだけでサラウンド環境を作り出す「S-Force PRO フロントサラウンド」にも対応。

た、オプションスピーカーを追加することで、サラウンド環境の強化が可能。追加できるのは、サブウーファー「SA-SW5」「SA-SW3」、リアスピーカー「SA-RS3S」の3機種。

CDやMP3など非ハイレゾ音源を高音域などの音を再現しハイレゾ相当の品位に補完再生する「DSEE」機能を搭載。より高品位な「DSEE HX / DSEE Extreme」を搭載しています。

360 Reality Audioの再生対応

音楽コンテンツ向け立体音響技術である「360 Reality Audio」再生に対応。

「360 Spatial Sound Mapping」対応

ソニー独自の立体音響技術「360 Spatial Sound Mapping」に対応。

部屋の音響特性を自動測定し補正をするソニー独自の自動音場補正技術D.C.A.C.(Digital Cinema Auto Calibration)機能。視聴環境に合わせて最適な音声バランスを自動で実現してくれます。

「アコースティックセンターシンク」対応

ソニーの4Kテレビ・ブラビアをセンタースピーカーとして用いる「アコースティックセンターシンク」機能に対応しています。この機能を使う場合は、テレビとのHDMI接続に加え、付属のアナログオーディオケーブルでの接続も必要です。

ネットワークオーディオ機能など

USBメモリからの音源再生や、ホームネットワーク上の音源を再生するネットワークオーディオ機能(DLNA)を搭載しています。PCM系のハイレゾ音源のほか、DSDは5.6MHzまで対応し、DSDマルチチャンネルにも対応します。

Bluetooth 5.0準拠で送受信に対応。コーデックはSBC、AAC(送信のみ)、LDACに対応。

各種ネットワークサービス、Chromecast built-in、Spotify Connect、Music Serviceボタン 、Works with Google アシスタント、Airplay2に対応しています

光デジタル1系統、ステレオミニのアナログ音声入力も1系統備えています。

どちらがどのようなユーザー・使い方におすすめ?

HT-A5000はオブジェクトオーディオ再生重視派に

HT-A5000は、イネーブルドスピーカーとビームトゥイーターを備えています。これにより、壁からの音の反射を利用して高度なサラウンド再生が可能となります。これはDTS:X、Dolby Atmosといったオブジェクトオーディオ再生時に特に効果的であり、臨場感のあるサウンド体験を提供します。HT-A5000はオブジェクトオーディオ再生重視派におすすめと言えるでしょう。

また、HT-A5000の最大出力は450Wであり、HT-A3000の最大出力の250Wと比べてよりパワフルなサウンドを実現します。より大音量でパワフルなサウンドが好みの場合もHT-A5000がおすすめでしょう。

HT-A5000は55V型以上のテレビとの組み合わせにおすすめ

HT-A5000は55V型以上のテレビと組み合わせるのに適したサイズです。大型テレビのユーザーにはHT-A5000がおすすめでしょう。

HDMI端子を重視するならHT-A5000

HT-A5000は、HDMI 2.1をサポートしており、8K HDRや4K 120pのパススルーに対応しています。これにより、最新の映像規格に対応した高品質な映像と音声を一体で楽しむことができます。HT-A3000はHDMI入力端子がないため、HDMI機器を直接接続することができず、テレビとの接続が必要です。

ハイレゾ認証の取得:HT-A5000は、高域再生の限界を高めるために40kHzの高域再生を保証するハイレゾ認証を取得しています。これにより、細かな音の表現力やクリアなサウンドを楽しむことができます。一方、HT-A3000はハイレゾ認証を取得していません。音源再生としては両モデルともハイレゾ音源に対応していますが、再生されるサウンドの品位においては相応の差があるかもしれません。

機能や拡張性から見たコスパ重視ならHT-A3000

対応するサラウンドフォーマットや、ハイレゾ音源の再生対応、Bluetoothの送受信、ネットワークオーディオプレーヤー機能など、機能性は同等です。機能性から見たコストパフォーマンスはHT-A3000のほうが高いと見ることもできます。

とくに、360 Reality Audioの再生対応、「360 Spatial Sound Mapping」対応、オプションスピーカーを追加することで、サラウンド環境の強化が可能などのソニー独自で高度な機能や拡張性に関して、HT-A3000はこれらの機能をもっとも手ごろに実現できるモデルです。ソニー独自の高度な機能をハイコスパに楽しめるのはHT-A3000と言えるでしょう。

HT-A3000は50V型以下のテレビとの組み合わせにおすすめ

HT-A5000は横幅をはじめ、本体サイズが大きく、50V型以下のテレビとの組み合わせではサイズ的なバランスとしてはHT-A3000のほうが好ましいでしょう。

必要な音量や設置環境によってはHT-A3000で十分かも

また、HT-A5000の最大出力は450Wであり、HT-A3000の最大出力の250Wですが、450Wもの出力で大音量を出せる環境は限られます。それほど大きくない部屋で、ほどほどの音量でいいならHT-A3000でも出力的には十分です。

また、壁や天井に音波を反射させて立体感を高めるのがHT-A5000ですが、壁にうまく音を反射させるスペースがない部屋ではサラウンド効果が減少する可能性があります。壁がうまく空いていないなどの環境によってはHT-A3000で十分な場合もあるでしょう。

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