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Pioneer XDP-20 取扱説明書PDFとファームウェア情報

DAP

オンキヨーブランドの混乱とこれから

これまでオンキヨーとパイオニアブランドのオーディオ機器を製造・販売してきたオンキヨーは、

オンキヨー子会社2社が事業停止・破産へ

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オンキヨーホームエンターテイメントは2月8日、子会社であるオンキヨーマーケティングとオンキヨーサウンドの事業活動停止を決定。破産申請の準備に入りました。 オンキヨーマーケティングは、元上場会社のオンキヨーホームエンターテイメントの連結...

オンキヨーが破産 負債総額約31億円 中古・修理はどうなる?

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オンキヨーホームエンターテイメントが自己破産申請 負債総額は約31億円 ついにこの日がきてしまいました。オンキヨーの本体と言える「オンキヨーホームエンターテイメント」が2022年5月13日に自己破産申請をしました。負債総額は約...

という残念な流れを経ていますが、

オンキヨーブランドのホームオーディオ事業自体は、シャープ/VOXX合弁会社「オンキヨーテクノロジー」に譲渡されており、今後の新製品と開発・販売と、これまで販売済みの製品のアフターフォローについても行う旨のインタビュー記事が掲載されています。

「人生をかけてオンキヨーのブランドとDNAを継続」。親会社CEOら来日インタビュー (1/3) - PHILE WEB
「人生をかけてオンキヨーのブランドとDNAを継続」。親会社CEOら来日インタビュー

また、オンキヨー本体もしぶとく生き残っているようでもあります。

OHE自己破産を受け、オンキヨー株式会社「新しいオンキヨーを創っていく」
今月13日にオンキヨーホームエンターテイメントが自己破産を申請した事を受けて、昨年オンキヨーホームエンターテイメントから独立したオンキヨー株式会社が「新しいオンキヨーを創っていくことを使命として、これからも事業を進めて参ります」とのコメントを発表している。

この状況のなかパイオニアブランドのDAP・XDP-20が投げ売りされました

いずれにしても、オンキヨーを巡る状況はいまは混沌としているのは間違いなく、現時点では既存の製品をオンキヨーダイレクトで投げ売りするということが5月末まであったようですが、今度はその発売品のアフターフォロー(の一部)が不安になるという状況があります。

たとえば、ポータブルオーディオプレーヤーのPioneer XDP-20は、定価が約3.8万円という製品でしたが、最近の一連の流れのなかで、オンキヨーダイレクトでなんと6,980円で投げ売りされました。

XDP-20は管理人も所有していますが、この価格なら極めてお得と言うほかない音質であることは間違いありません(Android OSではない、DSDギャップレス再生不可などの弱点はあるものの)。

Pioneer XDP-20 取扱説明書PDFとファームウェア情報は?

しかし、本機の取り扱い説明書のPDFや、ファームウェアのデータは事業停止した側のオンキヨー子会社(ややこしい)のサイトにあったため、オンキヨーダイレクトは大丈夫でも、取り扱い説明書のPDFや、ファームウェアのデータのあるサイトに6月1日以降つながらないという状況があるようです。

シャープ/VOXX合弁会社「オンキヨーテクノロジー」は今後は既存製品のフォローもすると行う予定のようですが、現時点ではまだのため、このような空白が生じてしまうようです。

ネット上を探してみたら、XDP-20の取り扱い説明書のPDFデータを公開しているサイトは見つかりました。

https://files.bbystatic.com/SKe5P%2FZDZC6mx3uF1Udojg%3D%3D/87567033-51A3-48E7-8F2C-DFD99B5D2E78.pdf

しかし、現時点ではファームウェアのデータを公開しているサイトは見つかりませんでした。

「オンキヨーテクノロジー」が今後いずれかの時点でPioneer XDP-20を含む過去機種のアフターフォローをはじめれば本機の説明書やファームウェアについてのフォローもされるかもしれませんが、現時点では不明です。今後、何らかの動きや情報があれば追加したいと思います。

※2022年6月20日追記:

手持ちのXDP-20のWi-Fi経由での最新ファームウェアへのアップデートが可能でした。また、パイオニアサイトの取り扱い説明書PDFも閲覧可能になっていました。

XDP-20一覧 | 取扱説明書ダウンロード | 取扱説明書・カタログ | オンキヨー&パイオニア株式会社
オンキヨー&パイオニア株式会社のホームページです。取扱説明書を掲載しています。XDP-20

ただ、この状況がいつまで続くのかは不明です。

追記:TEACが新生ONKYOとPioneer製品を国内販売し、修理・サポートも行いますがDAPは対象外

TEACが新生ONKYOとPioneerブランド製品を国内販売することが発表され、既存製品の修理・サポートも行います。

OTKK開発設計のONKYO、PIONEER新製品、ティアックが今秋販売へ
ティアックは、米VOXX Internationalの子会社Premium Audio Company(PAC)が取り扱うKlipsch、Jamo(ヤモ)、ONKYO、INTEGRA、PIONEERブランドのホームAV製品の日本国内における販売代理店契約を締結した。これら関連製品は今年の秋頃から順次、販売を開始するとい...

ただし、ティアックが販売しない、ヘッドホンやDAPなどのポータブル機器、補聴器、据え置き型電話機や手元スピーカー、収音機などのコミュニケーション製品、DJ製品、テレビ・モニター、BD/DVDレコーダーなどは、修理、サポート対象外となるとしています。

XDP-20ほか、オンキヨー、パイオニアブランドのDAPをTEACに修理してもらうことはできないようです。

コメント

  1. XDP-20 より:

    実は1ヶ月前にXDP-20のブラックを買いました。
    Amazonで9500円でした。音質が素晴らしいです。

    ハイレゾDAPで音楽を聞くのは3年程前にSONYのNW-A47にお茶をこぼして破壊して以来です。。。

    XDP-20の困ったところは、バッテリーです。水没して壊れたNW-A47は1週間使えたのですが、このXDP-20は1日も持ちません。
    あとはBluetoothでLDACに対応してないのも残念です。

    • avgadgetken より:

      コメントありがとうございます。

      私もXDP-20を持っており、9500円の現行DAPとして見ても大変に高音質だと思います。
      たしかにバッテリーが持たない、いまどきAndroidではないといった弱点もありますが、そこは目をつぶれる人向けだとは思います。

      BluetoothについてはLDACは非対応ですがaptX HDには対応しているので、aptX HD受信対応機器と組み合わせられればBluetoothでも高音質を楽しめます。
      ただ、完全ワイヤレスイヤホンだとaptX HD対応機はなく、LDAC対応が欲しいところなのは確かですね。