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IKKO Zerda ITM03 超小型USB-DAC/ヘッドホンアンプ!

IKKO Zerda ITM03 超小型USB-DAC/ヘッドホンアンプ!

IC CONNECTは 、ikkoAudio(アイコーオーディオ/IKKO) の超小型USB-DAC/ヘッドホンアンプ「Zerda ITM03」を12月15日に発売します。USB Type-CモデルとLightningモデルの2タイプを用意し、オープン価格で、それぞれ税込11,000円前後での実売が予想されます。

16~600Ωのインピーダンスに対応する高品位なヘッドホンアンプを搭載。このため、インピーダンスが低い傾向があるマルチBAタイプのイヤホンから、数百Ω以上と高いことが多い、ヨーロッパブランドの大型開放型ヘッドホンまで、幅広いイヤホン・ヘッドホンを鳴らすのに対応できるのが特徴です。

軽量で強度の高い航空用アルミを使用し、総重量わずか12gという軽さも特徴。スマホで高音質は楽しみたいけれど、一部のポータブルオーディオマニアのような重さや大きさを確実に感じるような機器は避けたい、という人にはうってつけです。

USB/Lightning端子からの給電式であるためバッテリーは不要で、充電の必要もありません。その分、接続元のバッテリーは消費します。もっとも、従来のポータブルDACと比較して約1/2程度の消費電力という低省電力設計を採用しているとのことなので、それほど気にすることではなさそうです。

USB Type-CモデルとLightningモデルがラインナップ

USB Type-Cモデルは、 Android / Windows / Mac OSX などドライバー不要で接続が可能。幅広い機器で使用できるのがメリットで、PC用のUSB-DACとしても使えます。

LightningモデルはiPhone / iPad / iPodとの接続が可能で、 Apple MFI認証も取得。アップルユーザーにとっても、利用範囲が広く、動作の安定性・信頼性も期待できるアイテムです。

DACチップには、高級ポータブルプレーヤーなどにも使用されることの多いCirrus Logic社製「CS43198」を採用。A&KのSR15でも使われているチップです。

PCM 384kHz/32bitおよびDoPでのDSD 256(11.2MHz)に対応と、価格、サイズを考えると十分なスペック。

イヤホンとの接続端子には3.5mmステレオミニを搭載。光デジタル出力も搭載しているのは、似たようなスティック型DACでは珍しい装備でしょう。光デジタル出力は192kHz/32bitまでの対応となります。

ケーブル部はMonster Cable社が完全監修しているのもポイント。Zerdaのサウンドに合わせ作成したケーブルとのことで、銀メッキOCC線をシリコンでコーティングしたものを使用し、ノイズ対策などにも配慮しているとしています。

メーカーは、「サウンドは精細で解像度の高いクリアな音質」としていて、イメージしやすい印象です。最新のハイレゾ音源をいかにもそれらしく鳴らしてくれそうです。

海外ではすでに発売されているため音質レビューも上がってきています。やはり、メーカーが言っているように、ディティール表現に優れ、音域バランスはフラットからやや中高域が優勢な様子のようです。

使用するイヤホン・ヘッドホンについては、メーカーは600Ωまで使用できるとしているものの、音質的にバランスがよく良好なドライブ力を示すには、150Ωくらいまでの使用が望ましいようです。

競合製品との比較から見る本機におすすめのユーザー

競合製品としてはたとえばaudioquest Dragonfly(3.5万円)が挙げられますが、対応スペックや機能(本機のみ光出力対応)では本機のほうがハイコスパです。DragonflyにはDragonflyにあるMQAデコード機能はありません。

安い価格ゾーンではいずれも6,000円台となるiBasso Audio製の「DC01」と「DC02」もあります。DC01は2.5mm 4極バランス接続に対応しているのが特徴。ただ、USB接続は従来のUSB-Aですし、Lightningモデルもありません。

これから発売になるLotooの「PAW S1 USB DAC dongle」は、USB-C接続と4.4mm径バランス端子の搭載が特徴で、DSPを内蔵することで、いろいろと音質を変化させられる点も特徴。ただ、価格は未定。

となると、本機は、イヤホンのバランス接続は不要で、1万円程度でハイレゾ音源を幅広く、ハイスペックに楽しみたい用途に向いていると言えるでしょう。

気になるとすれば、メーカーがあまり有名でないことでしょうか。audioquestは高級ケーブルメーカーとして有名、Lotooは高級DAP、iBassoもミドルクラスの実力派DAPメーカーとして有名ですから。

日本ではIKKOと言えば、有名な美容家のことしか思い浮かびませんが、世界展開しているメーカーでしょうから、これはただの偶然。このことが吉と出るか凶と出るのかはわかりません(USB-DAC+IKKO)。

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