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Jabra Elite Active 75tはElite Active 65tと比較しての違いは? 

完全ワイヤレスイヤホン

Jabraの完全ワイヤレスイヤホン・Elite Active 75t

Jabraの完全ワイヤレスイヤホン・Elite Active 75tが3月19日に国内発売されます。オープン価格で予想実売価格は税込29,480円前後。カラーはネイビー。
 
Jabaraのスポーツ向け完全ワイヤレスイヤホンで、従来モデル・Elite Active 65t(2018年発売・実売価格約2万円)の後継機。

この2台を比較しつつ、Elite Active 75tの特徴やおすすめユーザーなどを探ってみます。

そもそもElite Activeシリーズとは

そもそも、Elite ActiveとつくJabraの完全ワイヤレスイヤホンは、ActiveのつかないEliteシリーズの完全ワイヤレスイヤホンをスポーツ向け仕様にしたモデルと言えます。通常モデルとスポーツモデルの違いとしては、本体の防水・防塵性の向上、充電ケースの表面仕上げを変えて、スポーツ向けの方が滑りにくくしているくらいの違いです。

カラバリの展開の仕方も違うので、カラーにこだわりがある場合は、スポーツに興味がなくともActiveモデルが欲しい、という場合もあるかもしれません。ただ、現行の75tモデルでは通常とスポーツ向けでは実売価格に数千円の違いがあります。

Elite Active 75tとElite Active 65tと比較しての違い

Elite Active 75tではこれまでのElite Active 65tと比べ20%小型化し、形状も人間工学的な見地から再検討したことで装着性能も高めたとしています。また、バッテリー持続時間は50%長くなり、イヤホン単体で7.5時間の使用が可能で、充電ケースの使用を合わせると28時間の使用が行えるようになっています。Elite Active 65tでは単体で5時間、ケース併用で15時間でした。

バッテリーケースも小型化し、USB-Cによる急速充電にも対応。バッテリーケースの形状や開けやすさも改良したとしています。

また、Elite Active 75tのみ、ワイヤレス充電対応モデルも用意されています。

Jabra Elite 75t / Elite Active 75t ワイヤレスチャージモデル 従来モデルなどと比較しての違いは?
デンマーク・Jabraブランドの完全ワイヤレスイヤホン「Elite 75t」および「Elite Active 75t」のワイヤレス充電対応モデルが2020年7月10日より発売。従来モデルや両機を比較しての違いを解説。

重量は、Elite Active 65tでは右イヤホン:6.5g、左イヤホン:5.8g、充電ケース:67g、
Elite Active 75tでは右イヤホン:5.5g、左イヤホン:5.5g、充電ケース:35gと軽量化されています。

イヤホン本体の防水・防塵性能はIP56から、水深1mにおいて30分間の耐水性となるIP57に向上しています。

Jabraの人気を支えるポイントの一つが、通話品位の高さ。ビジネス用ワイヤレスヘッドセットを得意とするメーカーだからこそのノウハウを活かしているからです。

今回のモデルチェンジでは、従来から定評のあるElite Active 65tの通話品位をElite Active 75tではさらに向上。イヤホン本体には4つのMENSマイクを搭載しているのは同じですが、マイクの位置を65tから変更するなどによって、通話品質も向上しているとしています。

操作系の変更

音質や装着感も重要ですが、完全ワイヤレスイヤホンでは操作系の使いやすさも重視されます。スポーツ向けとなるとなおさらです。

この操作系、Elite Active 75tとElite Active 65tで変わっています。物理ボタンでの操作という基本は同じですが、65tでは左側本体に2つ、右側に1つあったボタンが75tでは両方1つづつに削減。このことにより、少なからず75tのほうが操作が少し面倒な部分はあるかもしれません

(65tの操作系)

(75tの操作系)

従来同様の部分

左右イヤホン間の接続はNFMI。Bluetoothは5.0。対応コーデックはSBC、AAC。完全ワイヤレスイヤホンでは珍しいマルチポイント機能も引き続き搭載。最大8台のデバイスとペアリングが可能。

また、従来通り、マイクを使ったノイズや風切り音の低減も可能。外音取り込みも可能です。またGoogle アシスタントや、Siri、Amazon Alexaの音声アシスタントを従来どおり使用することもできます。さらに、アプリ「Jabra Sound+」を使うことで、音質や機能をカスタマイズすることも同様に可能です。

音質の違い

音質に関してもすでに発売されている通常75tと65tの比較を見ると、75tは低音が強い、という意見が目立ちます。イコライザーで調節できるという向きもありますが、もしかして低音過多な音が苦手な方はよく考えて検討する必要があるかもしれません。

おすすめユーザーは?

Elite Active 75tは基本的に、スポーツ時や屋外に装着する完全ワイヤレスイヤホンを探している人で、アクティブノイズキャンセリング機能は不要な方でしょう。追記:なんとアップデートでアクティブノイズキャンセリング機能が追加されました。

そして、スポーツをしている時にでもスマホでの通話を受けることが多く、クリアな通話が欲しい人にも向いています。

Jabraが通話用ヘッドセットとして優れているのは、現在、他社の完全ワイヤレスイヤホンではほとんど対応していないマルチポイントに対応していることでしょう。これにより、2台のスマホの通話待ち受けが同時に可能で、しかも2台の切りかえも自在にできます。仕事用とプライベート用のスマホを2台同時待ち受けしながらスポーツやトレーニングを完全ワイヤレスイヤホンを付けながら行うといった用途にぴったりです。

ただ、純粋な音楽用イヤホンとしては、価格は高めかもしれません。追記:度重なる値下げでそうでもなくなっています(下記参照)。

旧モデルのElite Active 65tとの比較では、筐体の小型化、ロングバッテリー化、マイク性能の向上による使い勝手の向上は魅力。一方、音質は好みが分かれる可能性があります。また、操作性はElite Active 65tのほうがよいと思う人もいそうです。

防水性能は違いますが、機能面では同等なので、機能重視であれば、Elite Active 65tのほうが実売価格が安いのでお得と言えそうです。ただ、型落ちになるので、いずれ購入できなくなるでしょう。

いずれにしても、Elite Active 75tは、競争の激しい完全ワイヤレスイヤホンにあっても、独自の価値と機能によって、今後もしっかりと存在感を示していけそうです(完全ワイヤレスイヤホン+Jabra)。

追記:Elite Active 75tにアクティブノイズキャンセリング機能も追加

Elite Active 75tにアップデートでのアクティブノイズキャンセリング機能が追加されるなど、イヤホン本体は同じままで、大幅な進化を遂げています。また、以下のように値下げも何度も行われています。

Jabra Elite 75t/Elite Active 75tにノイズキャンセリング機能が無料追加! レビュー・感想も
Jabraの完全ワイヤレスイヤホン「Elite 75t」「Elite Active 75t」に2020年10月21日から、アクティブノイズキャンセリング(ANC)機能が無料で追加。この新機能の概要とユーザーの感想・レビューをご紹介。 

2020年6月追記:価格改定で値下げされました

追記:2020年6月2日
2020年6月1日から、Jabraの完全ワイヤレスイヤホン「Elite 65t」「Elite Active 65t」「Elite 75t」「Elite Active 75t」の4機種が値下げされることになりました。以下は税抜きの実売価格です。

・「Elite 65t」18,000円 → 13,800円
「Elite Active 65t」21,000円 → 15,800円
・「Elite 75t」23,800円 → 19,800円
「Elite Active 75t」26,800円 → 21,800円

さらに、2020年6月30日までの期間限定で

・「Elite 65t」9,800円
「Elite Active 65t」11,800円

と大幅に65tシリーズは安くなります。ここまで安いと75tとの違いがあっても、65tでもよいというユーザーは結構いそうです。

2021年5月20日追記:再び価格改定(値下げ)が行われました

2021年5月20日追記:再び価格改定(値下げ)が行われました。

改定後の価格は下記の通り(いずれも税込み直販価格)。

・「Elite 65t」 8,900円
「Elite Active 65t」9,900円
・「Elite 75t」 13,600円
・「Elite 75t ワイヤレス充電対応モデル」14,500円
「Elite Active 75t」 15,400円
・「Elite Active 75t ワイヤレス充電対応モデル」16,300円

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